ここ数年、急激な伸びを見せている中国EC市場ですが、中国インターネット情報センター(以下、CNNIC)によると、2010年にインターネットで購買を経験したユーザ数は1.61億人に達したとの事です。
これは、中国のインターネットユーザ(4.57億人)の35.1%に相当する数値となっており、中国国民全体で見ても、10%以上のユーザがネットショッピングを利用しているという状況になっています。
1.61億人というと、日本の人口を上回る規模感であり、中国語という単一言語で、あらゆる場所からアクセスする事が可能な巨大なマーケットが存在しているという事になります。 また、購買額で見ると、2010年のインターネット市場での購買総額は、対前年比109.2%増の5,231億元(約6.8兆円)となっています。中国社会全体の消費市場の占有率で言うと、 2009年が2%、2010年が3.3%に達しており、中国EC市場全体の伸び、及び、社会全体における消費額に占める割合も増加傾向を維持しております
この6.8兆円の市場規模自体もさる事ながら、それ以上に、3年連続で100%の市場成長を達成したマーケットの成長速度にも大きな注目がなされると思います。 下記は2006年から2010年までの日本のEC市場と中国のEC市場の比較を時系列にまとめたものになります。
Fig.4-1:日本・中国EC市場規模比較
この図を見て頂くと分かると思いますが、2006年には日本のEC市場規模の20%にも達していなかった中国のEC市場ですが、2008年を境に急速に伸び、 2010年にはわずか1.3兆円程度の差となりました。成長の速度を考えると、2011年には日本と中国のEC市場のマーケット規模は逆転する見込みとなります。
各種出典:
[日本EC市場]
経済産業省:http://www.meti.go.jp/press/20100720001/20100720001.html
[中国EC市場]
CNNIC:http://www.cnnic.cn/research/bgxz/dzswbg/201106/t20110602_21245.html
[日本GDP]
内閣府:http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/menu.html
[中国GDP]
国家統計局:
http://www.stats.gov.cn/tjfx/jdfx/t20100121_402615511.htm
http://www.stats.gov.cn/tjfx/jdfx/t20110120_402699441.htm
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