中国の場合、インターネットのサイトは全て許可制になっており、一般的にはICP(「Internet Content Provider」)ライセンス(正式名称「増値電信業務経営許可証」)と呼ばれています。日本の雑誌の出版コードのようなものに似ているものです。 このライセンスは中国国内のサーバ上にある全てのサイト(言語に関わらず)において必要なライセンスとなります。

このICPライセンスは下記の二種類に分類されています。
(1)非営利性(非経営性)ICPライセンス 
(2)営利性(経営性)ICPライセンス
簡単に補足しますと、(2)はオンラインショッピングのような商売が出来るライセンスで、(1)はコーポレートサイトのようなサイト上で利益追求しないようなライセンスです。

非経営性ICPライセンスはオンラインで申請が出来るようになっていて、サイトオープン後、無料で申請、取得が可能となっています。例えば、http://www.natec.cn/の一番下にある「上海ICP備 10008983号」と入れてあるようなものが許可番号になります。

経営性ICPライセンス取得はややハードルが高く、内資比率が51%を越えている企業である事や、特定地方の営業に限定されたライセンスで最低資本金が100万人民元、全国向けとしては1000万人民元が必要となっているなどの条件があります。

また、ICPライセンスの中身としては、ニュース配信、薬品、教育、掲示板など幾つかの項目に分かれて取得するようになっています。ライセンスの具体的な例として、
 http://www.sina.com.cn/licence/telecom.html
 http://misc.myrice.com/license.html
というのがあります。sina.comの場合は教育関係以外の全てのライセンスを持っておりますが、myrice.comの場合はニュース、出版などは除外されており、限定的なライセンスとなっております。

ちなみに、中国国内でこのライセンスを取得せず、サイトをオープンしている場合、当局から警告を受ける可能性があります。改善されない場合には、規定に沿った罰金、サイト閉鎖などの罰則を受ける可能性があります。 このICPライセンスは諸外国にない特殊なものであり、外国企業が中国でインターネットビジネスを展開する上での障害の一つとなっておりますが、弊社では取得代行などお客様をサポートさせて頂いております。